オフショア資産の特定

未開示のオフショア収入や資産の特定に関しては、数々の新たな取り組みが公表されています。海外の銀行から盗まれたデータを取得したというセンセーショナルな出来事に端を発し、租税回避に広く利用されていた証拠が歳入関税庁(HMRC)に提供されました。

これは「タックスヘイブン」の情報公開を求める国際的な圧力と結びついており、HMRCは海外に資産を保有していたり収入を得たりしていると思われる納税者を重点的に調べるようになっています。

現在は、不満をもった従業員などから得た情報を銀行経由で取得したものが主な情報源となっています。しかし最近になってHMRCはスイスと協定を締結したため、スイスに資産や収入を持つ投資家に「源泉税」を課すことやスイスの銀行の記録を入手することが以前より容易になりました。租税回避の発見が増えるにつれ、この入手権限は今後ますます強化されることになっています。このため、時とともにより多くの口座情報がHMRCへ提供されることになるでしょう。

未開示情報がある場合には、状況をできるだけ早く是正すべきです。HMRCは未開示の租税について利息や罰金が発生しないか審査することになりますが、通常開示やリヒテンシュタイン開示ファシリティ(LDF)の利用により、こうした支払い責任を最小限に抑えることも可能です。早めの開示が最善の策であることは言うまでもありませんが、自らによる開示ではなく、調査の結果発見した租税回避に対し、HMRCは極めて厳しい態度で臨んできます。すでに数々の刑事訴追が進行中です。

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Andy Tall
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